帰り支度で時間のない中、学生さんに感想を聞かせてもらいました。
「ヨットに乗ったことがなかったから、見た目は楽しそうだし、簡単というか、風とか流れに乗ってしまえば行けると思っていた。やってみたら、全然うまい事いかないし、風も見切れないし、進まないし難しかった。でも、進んだときはめっちゃ楽しいし、ヨット楽しいなと思いました。(難しいと思ったところは)昨日初めて乗った時は初めてだったので、(シートを)引っ張たっりゆるめたりするときに、(風が強くて)全然引っ張れなくて、こっち(舵)はこっちで動かさないといけないし、同時にいろんなことをしないとい
けないから難しかった。また機会があったら乗りたいと思います。」
片づけの手を止めて所員さんも感想をお話してくださいました。
通常のヨットと違う一番大きな所は安心感。安全性と云う所を一番感じた。あの風(8m/s程)の中でも、これだけ安定するんだ。というのは乗ってみないと分からない。
もちろん波とか、水をかぶる事はあるんだけど、安全性という所は大きい。ヨットなのに安全なんだなというイメージ。
ここでも導入していって、例えば支援学校の子たちに対しても危ないという先入観からの体験格差を減らしていきたい。手法としてこんなヨットもあるんだと広めていきたい。
SUPのインストラクターさんが「これって転覆しないの?」と声をかけてくださいました。
なんでも、ウインドサーフィン仲間のお友達が事故にあわれて、マリンスポーツへお誘い
しにくくなったそうです。これなら誘えるかも?と興味を持ってくださってのお声がけで
した。ぜひ体験していただきたいと思いHSJの代表と三ケ日青年の家の所員さんにもお話
をさせていただきました。体験会に参加された方以外に、実際に体験しなくても、知らな
いだけでこんな世界もあるんだという事を知っていただけたことは大きな収穫だったと思
っています。ぜひ機会を設けて体験していただきたいです。