『伊勢湾オープンヨットレース』が、10月4日に、 三重県津市にある津ヨットハーバーで行われました。
ディンギーの部は、例年に比べると1/3いや1/4という少なさ の22艇。
その内、ハンザクラスが、303ダブルスに2艇、2. 3シングルに4艇、2.3ダブルスに1艇の7艇の出場でした。
選手以外では、大会運営にも7名参加しました。 来年三重で行われる、 とこわか大会に向けての意気込みが感じられました。
今年は密を避けるために、開会式はなく、各々10: 30のレース開始に向けて、レース海面へ向かう…も、漁船が!
漁船の邪魔にならないよう、 本部艇が動くと他のディンギーもついていく。
親ガモ(本部艇)について動く子ガモ(ディンギー) の群れの様で、かわいらしかった。
予定時刻から約1時間遅れでレース開始。風は1.5m/s。 潮の流れが強そう。1レース目はさっそくゼネラルリコール。仕切 り直して再スタート。
先頭を走るレーザーやスナイプの速い事。 ハンザは耐久レースだな。
広い海面を右に左にそれぞれの戦略で進む。途中「マッチレース? 」と思うような場面もありました。
2レース目は一発スタート。風も3m/sになり、 少しは走りやすそう。
OP2艇を抑えて303ダブルスが3番手で上マークを回航。
2.3シングルは三つ巴で競っている。普段は仲良しだけど、 レースとなると「スターボ!」と真剣勝負。 見ごたえがありました。
ハンザのレガッタで考えると、この大会はとにかく長い。
Bクラスのハンザはショートコースだが、 小1時間は集中していることになる。
しかし、ロングコースだからこそ、 スタートがうまくいかなくてもあきらめずに走っていると逆転劇が 起こる。
今年は真夏の暑さ、艇が見えなくなるような大きな波、 出艇を検討するような強い風もない。
そして、 全国でセイラビリティ活動をされている皆さんの参加による賑わい もなく、穏やかで寂しい大会でした。
それでも、新型コロナウィルス対策の中大会を開催されたこと、 三重の中でも久し振りの仲間に会えたことは、大きな喜びでした。